庭の楓のメープルシロップ
今年の楓の樹液採りは2月の22日から。採れない日もあったけれど、採れる日は一日2リットル近くとれたので、お客様にふるまったり、樹液の大好きな友人にあげたりして、残りはストーブの上で煮詰めて、ちまちまとメープルシロップにしていった。少し雑味はあるけれど、甘い香りと味は、立派なメープルシロップだ。沈殿物があるのを、もっと精製できたらきっとすっきりした味になるのかもしれない。もう樹液は出なくなったので、空けた穴に小枝をきっちりと差して、今年の収穫はおわり。
樹液採りを教えてくれたのはアイヌ民族のポンペさん。ポンぺさんからはいろんなことを教わりました。山に入るとき、樹液をいただくとき、最後のお礼の時、イヤイライケレと、感謝の言葉を捧げます。
今年は、最初のじょじょ誕生から25年目になります。昔の仲間が一堂に会する機会を秋に持ちたいと思っていて、案を練っているところです。25年間にはいろんなことがあって、いろんなイベント、講座ももったりしました。その一つが『アイヌ流自然講座』、石井ポンぺさんにお会いしたのもその時です。今年はそんな昔のことを一杯思い出す一年になりそうです。
今夜の音楽はYouTubeからLudovico Einaudi の『Primavera(春)』
この記事へのコメント
スコーン名人の末娘は、いい加減であればあるほどスコーンは美味しく作れるっていうんですが…
来年はもっと欲を出していっぱい樹液採って春の期間限定メニューでも作りましょかね(笑) 一度マルシェさんに味見してもらわなきゃ!
日本の野山に普通にある樹ですよね!
サトウカエデならもっといっぱい、もっと美味しいのが採れるのかもしれないけれど、、私はこれで十分だと思っています。
招き猫さんの近くにもあるのでは?