ご先祖さまからお呼びがかかったような…

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先月の下旬、奈良県十津川村役場から角封筒が届けられた。突然のことで、一体なにごとだろう?と開けてみた。
どうやら3年前の洪水で土砂崩れがあった箇所の修復工事をするにあたり、当該箇所の土地の使用承諾をとりつけたいのだが、その一部に私の曾祖父名義の共有地所があるらしい。祖父までは相続されていたようだけれど、その後ちゃんとした手続きがされていないので、子孫の私たちの代まで追いかけてきたということだった。その広さはわずか0.098ha。役所の仕事とは大変なものだ。こんな小さな面積でも手続きが必要なんだね。
その書類はとても丁寧なもので、何枚も写真が添付されていて、それを見て驚いた。話には聞いていたけれど、十津川は本当に山また山なのだ。
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祖父は早くに亡くなって、私はきっと会っていないかのかもしれない。あるいは幼すぎて覚えていないのかもしれない。祖母のハルノ婆ちゃんは長寿だった。背中が曲がって小さくて優しかった。農家の婆ちゃんらしく、草取りやご飯支度などずっとやっていた。たまに私の家にも泊りにきて、冬なんかには「そんな薄着はダメだよ」とか言われたっけ。ブラジャーのことを「チチバンド」とも(笑)。このハルノ婆ちゃんが4歳の時に十津川村の大洪水が起こり、移住してきたんだそうな。
この突然の郵便物で私は一気に昔を思い出したのだ。今年61歳の私が幼かった頃は、新十津川という空知の小さな町にも随分と活気があって、9月4日の秋祭りやお正月には獅子舞も出て、みんな晴着を来て玉置神社に出掛けて行った。秋祭りの夜店はとても楽しみで、ヤマガラのおみくじ引きや、ヨーヨー、金魚釣り、弓道大会、芝居小屋もあった。
私の両親は生前、奈良の十津川村を訪問していたけれど、私もいつか行ってみたいなと思うのです。これは歳をとってきたからかも?でも熊野っていいよね。昔っから南方熊楠に興味があったし。
曾祖父の共有地所があるのは熊野川に面した野尻地区、この熊野川、熊野本宮大社と熊野速玉大社間の流域がユネスコの世界遺産に登録されていて、世界遺産で唯一の「水上の参詣道」なんだって。へぇ~、道産子の私はやはり地理関係社会科には弱いなぁ。
今夜の音楽(というか動画~youtubeから)は、先日見た映画「スケッチ オブ ミャーク」から。凄くいい映画だった!

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この記事へのコメント

まねき猫
2014年11月05日 21:15
興味深い話ですねぇ!
私の友達も 何時か 本州の何処かの法務局から手紙が来て 聞いた事もない遠い遠い親戚のつながりで相続問題について問い合わせがあったと聞きました。私も父方・母方のルーツを辿る旅をしてみたいと常々思っています。富山と小浜湾方面ですが 中々実現出来そうもありません。でも面白いですよね!
posa
2014年11月05日 23:34
やっぱりあるんですね、そんな話。
歳を重ねていくと、時の流れとか時代の流れとかが実感を伴って見えてきますね。昭和から平成へと移り変わり、これからはどんな日本になっていくのだろう?平和な日本であり続けて欲しいと、切に願うのであります!
友人たちで、それぞれのルーツを訪ね歩く旅をしたらおもしろいだろうな~。小浜湾がどこにあるのか、私にはわかりませんが、富山は行ってみたい所です。
eli...
2014年11月06日 01:08
そんな話は身近にも聞いたことあります。招き猫さん、そうなんですか。富山方面北陸は母方のルーツです。遠い昔血の繋がった誰かがどこかで会っていたかもですね!今までは自分のルーツにはあまり興味なかったのですが・・・明治元年生まれだった曾祖母にもっといろいろ聴いておくと良かったな~と思う今日この頃です。
posa
2014年11月06日 22:30
やっぱり、こういう話って結構あるんですね~

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